腸を元気にしてストレスに強くなる具体的な方法
こんにちは、なんまるです(^^♪
前回の投稿では、
①腸は独自の神経ネットワークを持ち脳からの指令がなくても活動できる臓器であること(腸は第二の脳)
②腸と脳は影響しあっていて、腸が元気になると脳も元気になること(腸脳相関)
という関係性があるため、腸が元気になると脳も元気になり、副交感神経が優位になってストレス耐性があがる、というお話をしました。
では今日は腸を元気にしてストレス耐性をあげる、具体的な方法についてご紹介します。
【腸を元気にする方法】
※今回は「腸にアプローチして脳を元気にする」がテーマなので、
休息をとる、リラックスする、等の一般的な方法は割愛します。
①仙道の呼吸法「武息」を行う
一番良いのは「丹田(下丹田)」を作ることです。
丹田は呼吸法や武道など身体操作によって出来てきます。
中でも気功(仙道)で行われる「武息」はオススメです。
武息は
・意識の集中
・下腹で炎やマグマをイメージする
・独特の呼吸動作
によって丹田付近の腹圧を高め、熱を発生させることで腸全体を活性化します。
習熟してくると丹田の位置で熱湯のような熱感を感じます。
ここまでいかなくても、腸が温かくなってくると、
全身が心地よい感覚になり脳がリラックスします。
仙道では「丹田の炎で邪気を燃やす」という表現をしたりします。
この呼吸法により腸が活性化します。
呼吸法に取り組むメリットは、慣れてくると、
呼吸法を行っていない時でも、自然発生的にお腹に熱を感じるようになることです。
神経回路がそのように出来上がってくるのですね。
※「武息」を本格的に学んでみたい方はコチラ▼
https://blog.mei-qigong.jp/?p=99
②腸(下腹)を温める
呼吸法の補助的なイメージですが、
下腹部を温めることは有効です。
具体的には、
・下腹や仙骨付近にカイロを貼る(低温やけどに注意)
・腹巻をする
・冷たい飲み物を控える(水は常温がオススメ)
③栄養面から腸内環境を整える
悪玉菌を減らし善玉菌を増やすことで腸内環境(腸内フローラ)を整えます。
・善玉菌が増える食べ物を摂る
味噌、ヨーグルト、漬物、キムチなどの発酵食品
また果物や海藻類など水溶性食物繊維の多い食品
<まとめ>
腸内環境は思っている以上に身体のパフォーマンスに影響していると言われます。
世の中には太陽光や水だけで生活する不食の人(ブリザリアン)がいますが、これも腸内細菌によるもの、という研究もあるほどです。
腸内環境を整える食べ物を摂り、温めたり血流を増加させることで腸も脳も、身体も心も整ってきます。
ぜひ日常に摂り入れストレスに負けない心を手に入れてください(^^