ヒーラーが氣功(仙道)を学ぶメリット
今回のタイトルは「ヒーラーが氣功(仙道)を学ぶメリット」です。
結論から言うと、
ヒーラーだけではなく、マッサージ師や整体師など、
人に接する仕事をしている人はみんなが氣功を学ぶべきだと思っています。
メリットどころの話ではなく「必須」です。
特にヒーラーさんで氣功をしていない人をみると、
「なぜやらないんだろう?」
「やらなくて大丈夫かな?」
と、こっちが心配になってしまうほど。
その理由はたくさんありすぎるのですが、
思いつくまま書いていってみますね。
理由①:自身のメンテナンスが必要不可欠
★悪いエネルギー(気)を受け取ってしまい、身体に変調をきたすことを防ぐ
対人で気功の練習をしたことのある人はわかると思いますが、
人と人は常にエネルギーが循環しています。
これは意識している、していない関わらず起こっています。
例えば、見ず知らずの交差点ですれ違っただけの人ともこの循環は起こっています。
これを意識的に行うのがいわゆるヒーリングや伝授というものです。
(お互いの同意と意図をもって行うことで、強い影響を与えることができる)
マッサージ師さんやヒーラーはクライアントと接するたびに
お互いにその影響を受けています。
クライアントは大抵自身がスッキリしたくてヒーリングを依頼しますから、
普通に考えてマイナスエネルギー(邪気といいます)が溜まっていることがほとんどです。
その何割かを施術者は受け取ってしまうんですね。
そしてそれはどんどん蓄積していき、気づいたら体調に変調をきたすことになります。
(施術者さんが病気になりやすいのはこのような背景があります)
施術者さんに溜まった邪気は施術者さんだけに留まらず、
次のクライアントさんにも引き継がれることになります。
そのようにマイナスエネルギーの連鎖が続いていくのです。
(もちろん良いエネルギーも連鎖されます)
これを防止するために、
施術者さんは常に自身の浄化に励まなければいけません。
邪気は具体的には気の滞りとして現れますから、
気功によって常に全身の気の流れ(経絡)を整え、気が滞ることのないよう
メンテナンスすることが重要です。
これにより病気や原因不明の変調を防ぐことができます。
理由②:施術の効果が高まる
★扱うエネルギー量が増大する
ヒーリングは色々な方法がありますが、
忘れてはならないのがどのヒーリングも「自分が媒体になる」ということです。
仮に純粋な宇宙エネルギーと繋がりヒーリングを行ったとしても、自分という人間が媒介している以上、
100%純粋な宇宙エネルギーということはありません。
自分が完全な「無」にならない限り、宇宙エネルギーに「自分の気(思考、感情、想念)」がプラスされます。
だからヒーラーは良い影響をクラアントに与えたいと思うのなら、
常に自分がニュートラルであるよう日々自身の感情や思考を浄化(手放し)していくことが大切です。
また自分がパイプ役となる訳ですから、そのパイプが太ければそれだけ施術効果も高めることができます。
「パイプの太さ=氣の量=自分の経絡の開き具合」
です。
氣功に取り組み自身の経絡を開けば開くほど、扱う氣(エネルギー)の量は多くなり、
施術効果は高まります。
逆に経絡が詰まり気味の人(=不健康な人)がいくら宇宙エネルギーを媒介してヒーリングをしたとしても、
大した効果は望めません。
まずは自身を整え器を拡大していくことが第一です。
★イメージがよりリアルに明確になり施術効果が高まる
ヒーリングはイメージ(想像力)がリアルであるほどその効果を高めることができます。
「想像力=創造力」です。
イメージをリアルにする方法として「五感を使う」ことをお伝えしています。
例えばマグマをイメージするとします。
そのイメージ上のマグマを五感を使って感じるようにするのです。
マグマの熱、材質、柔らかさなどの触覚情報
同じく光、明るさといった視覚情報
臭い、音、味、、、
このようにマグマを「五感」を用いて感じるようにするとイメージにリアルさが伴ってきます。
気功ではこのような訓練を初期の頃から行い、気(エネルギー)をより物質的な感覚でコントロールします。
これにより施術の効果を高めることに繋がります。
理由③:クライアントの本音を理解できる
★言葉の裏に隠された本音が分かるようになるので信頼感が増す
気功のトレーニングを続け、気の感覚化が進んでいくと、人の感情がなんとなく分かるようになります。
「多分あの人は今こんな気分だろう」と予測するのではなく感情が「伝わってくる」のです。
これは言葉で説明するのは難しいのですが、
「自分がなぜこんな感情になっているのか分からない」という気づきから原因を探ると
「(対象の)相手の感情だ」ということが分かる、
そういう経験を繰り返してなんとなく自分の感情との区分けがつくようになってきます。
これは施術では非常に役にたちます。
クライアントが望んでいることがなんとなく分かるようになるからです。
ただこれにはデメリットもありまして、
あまり相手の本音が分かっても何もできないことも多々あります。
例えば、
●相手が頑固で聞く耳をもっていない場合
●相手が指摘を受け取る準備ができていない場合
●相手も認識していない潜在意識の奥にある感情の場合
このような場合は相手に「あなたの感情は~~から来ているよ」と伝えても
まったく受け入れないか、ヘタすると逆ギレされることにもなります。
この場合は、たとえ相手の本心が分かったとしても、
そっと自分の中にしまっておいてください笑
以上、長くなりましたが、
「ヒーラーが気功(仙道)を学ぶメリット」ということで大まかな理由を3つに分け書かせていただきました。
私から見るとヒーリングも氣功という仙道の一分野にすぎません。
ヒーリングに限らずエネルギーワークを学ぶ人は氣功はとても役に立ちます。
ぜひこの機会に興味を持ってもらえると嬉しいです(^^♪