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コラムなんまる~氣功の道は自由への道⑤~
「伝説の仙人の不思議な能力」

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こんにちは。

 

前回は仙人の代名詞とも言われる「不老不死」に注目し、

仙人以外でそれを達成したと言われる人物を紹介してみました。

 

特に「錬金術」については、

金属変換の学問、という捉え方をしている方が大半で、

それが実は人間を超越するための神秘学だという認識がなかった方も多いのではないかと思います。

(だから錬金術に関連する人物には不思議なエピソードが多いのですね!)

 

今日は再度仙人にスポットを当て、

仙人が持っていたと言われる「不老不死」以外の能力を紹介してみようと思います。

ぜひ「人にはこんな能力が眠っているのかもしれないな」くらいの気持ちで

ワクワクしながら読んでいただければと思います(^^♪

 

 

◎「霞(かすみ)を食って生きる」

 

不老不死にも並ぶ仙人の代名詞と言えば

「霞(かすみ)を食って生きる」

という能力です。

 

霞(かすみ)というのはつまり「氣」のことで、

食事を摂る必要がなく、「氣」を吸収することで

肉体活動を維持することができるのです。

 

ただこれは仙人だけの特殊能力ではなく、

ヨガ行者などにも同様のことができる人がいるそうです。

 

彼らはブレサリアン(不食の人)とも言われ、

日本では弁護士の秋山さんという方が有名ですね。

 

健康ブームもあり不食という言葉は近年認知されるようになっており、

NHKで特集されたこともあるくらいです。

このような人はこれからどんどん増えていく気がします。

 

◎睡眠を必要としない

 

仙人は人間の三大欲求(食欲、性欲、睡眠欲)などは

いとも簡単にコントロールすることができるようです。

 

食べることを必要としない能力があるなら、

寝ることも必要としない仙人もいるそうです。

 

以下は「秘宝!超能力仙道入門」からの引用です。

 さて、ものを食べなくてもすむようになった仙人がいる一方、睡眠をとらないでもすむようになった仙人もいる。 もっとも、これは普通の人の中にも先天的に同じ能力を持つ人がいるから、必ずしも仙人の特殊能力とはいえない。それでも仙人の場合、ある段階までいくと、どんな人でも大なり小なりこの能力を得る点が、普通の人とは違っている。 台湾に住むカトリックの欧陽(おうよう)神父という一風変わった仙人は、横になって居眠りをすると、かえって頭がボケるといって、1日にほんの40分ほど瞑想することで、睡眠のかわりにしている。もちろん彼には瞑想中の40分のあいだも、外で何が起こっているのかちゃんと分かっているのである。 高藤聡一郎著「秘宝!超能力仙道入門」

 

◎呼吸もコントロールできる

 

驚くことに仙人は、

人間のもつ「欲求」をコントロールするのみならず、

必要であれば「呼吸」を必要としない仙人もいるそうです。

仙道の古典『抱朴子』を著した葛洪(かっこう)という仙人の祖父に、葛玄(かつげん)という仙人がいる。この人は夏、あまりに暑いと池の水にもぐり、水底で3日間ぐらい座っていたそうだが、このくらいのことができる仙人は、今でもけっこういる。 著者が台湾の許進忠を訪ねたとき、彼から、師匠にあたる虞陽子という仙人は、最高1週間も呼吸を止めていたことがある、と聞かされた。仙道の呼吸法を続けていくうちに得られる<胎息(たいそく)>という状態で、ほぼ呼吸が止まったようになるのである。 高藤聡一郎著「秘宝!超能力仙道入門」

 

 

このように仙人は人間に必要不可欠な、

「睡眠」や「呼吸」をもコントロールする能力を

「仙道」を実践することで身に着けることができたようなのです。

 

これらをコントロールするくらいですから、

人間みんなが潜在的に持っている「超能力」をコントロールすることは

いとも簡単に行っていたようです。

 

次回の記事ではさらに仙人の持つ不思議な能力に

スポットをあてていきます。

(このコラムは不定期更新です)

 

 

 

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nanmaru
nanmaru

仙人に憧れる52歳

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