氣が感じられないのはなぜ?
気功に取り組んでも
「氣を感じられない」
「氣をいまいち実感できない」
という方は多いです。
今日はその原因と対策について説明します。
<氣を感じられない原因>
氣を感じられない原因①「緊張している」
いわゆる「氣が上がっている状態」。
これだと身体の余計な部分に力が入ってしまい、感じることが難しくなってしまいます。
リラックスを心掛け、よい意味でぼーっとしている状態が氣を感じるのには理想です。
氣を感じられない原因②「(氣の存在を)否定している」
これは「思い込み」が邪魔をしていることになります。
せっかく何等かの感覚を感じているのに、
「そんなことあるはずがない」
「いや、(氣の感覚とは)もっと違う感覚のはずだ」
と氣の感覚を否定してしまっていると、そのイメージが現実となり感じることができません。
氣の感覚には個人差があるものです。
「あの先生はこういってるけども、自分はこう感じる」
これくらいの気持ちでいた方が氣の感覚はどんどん研ぎ澄まされていきます。
氣を感じられない原因③「経験不足」
これまで氣を感じた経験がない(実際は感じているけどもそれを氣として認識していない)場合は、そもそも氣についての理解がないため、感じてもそれが「氣」であることに気づきません。
<氣を感じる有効な方法>
上記で説明した原因を解消すれば氣を感じるのはそんなに難しいことではありません。
「緊張」と「思い込み」と「経験不足」
この3つを同時に解消する有効な方法があります。
それは、
全身の氣の量を(圧倒的に)増やす
ことです。
そもそも、氣の量が不足していると、
肉体に焦点が合ってしまい、氣に意識が向きません。
氣が充実し、肉体に占める氣の密度が濃くなれば、
肉体ではなく氣に焦点が合うようになります。
あなたが氣を感じられないのは氣の量が圧倒的に足りないからなのです。
では「氣の量」を増やすにはどうしたらよいのでしょう?
それは氣功の錬功や小周天を時間をかけて行うのが一番です。
私が昔、群馬で習っていた呼吸法の先生は
1日10時間、呼吸法の鍛錬を行っていると言っていました。
私もそれにならい、10時間は無理でも毎日2時間、
休日は3~4時間稽古する生活を半年間続けたことがあります。
半年経過したころ、当時勤めていた会社から転勤を言い渡されその生活を終えたのですが、
終盤は24時間、寝ている時も起きている時も、手から勢いよく湯気が噴出しているような、
そんなリアルな感覚がありました。
もちろん、当時の先生の能力がすごかったこともありますが、
淡々と毎日それくらい稽古をしていると、否が応でも氣を感じることになると思います。
そうなると、いくら左脳型の人でも、もう否定するのは無理ですよね。
氣の存在を心から認めることができると、
一つ、大きな思い込みが外れて可能性が開けることになります(^^♪
1日2時間が難しくても、毎日1時間、練功や小周天を淡々と続けてみてください。
特に小周天は「ながら」でできるのでオススメです。
慣れると仕事をしながら、車を運転しながら、読書をしながらできるようになりますよ(^^
難しいのは「続けること」。
それが出来ると、心身の健康に加え、健康のその先にある「氣の感覚(直観)」がどんどん開発されていきます。
ぜひ取り組んでみてくださいね(^^♪
小周天がオンライン講義で学べます。