「伝授」を受けた人と受けていない人の違い③
前回までの記事はコチラ
前回までの投稿で
「人は誰でも意識を向けた先のエネルギーと繋がることができる」
「繋がりの強さは思い込みによって決まる(制限される)」
そして、
「制限を外すために、練習を繰り返し感覚を高め疑いを確信に変える」
「他人の感じ方をマネるのではなく、自分の感覚を養っていく」
ことが大切だと説明しました。
今日はエネルギーを扱うための最後の要素3、コントロール能力についてです。
このテーマは今回で最後となります。
エネルギーのコントロールは実はそんなに難しい話ではありません。
前回も書いた通り、
誰でも意図した先のエネルギーと繋がることができるなら、意図した通りにエネルギーを動かすこともできるからです。
ただこれも
「出来ない」
という思い込みが邪魔してうまくエネルギーを操作することが出来なくなってしまいます。
また効率的にエネルギーを操作する「知識」も大切になってきます。
前回の「感じる能力」もそうですが、
私たちは肉体を持っている以上、どうしても肉体機能の制限というのがついてきます。
「物理世界の法則」
「肉体機能の限界」
これも結局思い込み、と言ってしまえばそれまでなのですが、ここの壁は相当ハードルが高いです。
だから肉体について正しい認識を持ち、効率的にエネルギーを感じる、操作する知識を得た上でエネルギーワークを行うことが必要です。
正しい知識を得てエネルギーワークを行っていけば、最初は効果を感じたり感じなかったりなのが、徐々に効果を感じる回数が増えていきその内それが「当たり前」になってきます。
(肉体の回路が開いてくる)
結局はコントロールする能力も練習次第、ということになります。
伝授を受けてもそれを確信を持って使いこなすには、そのエネルギーを何度も使って練習するが必要あるということですね。
ということで、3回にわたり「伝授を受けた人と受けていない人の違い」ということで説明しました。
まとめると、
- 伝授は「(そのエネルギーの)回路を作る」という新たな思い込みを形成し、「出来ない」という思い込みを上書きさせることに役立つ。
- そのエネルギーを確信をもって使いこなすためには「感じる能力」「コントロール能力」を養うこと。つまり練習が必要。
- 伝授を受けなくてもそのエネルギーといつでも繋がれる能力を誰でも持っている。
- 結局そのエネルギーを使いこなすのは「思い込み」次第。
繰り返しますが、あくまで私(なんまる)の経験をもとに導きだした私見ですので、ご理解ください<(_ _)>
前回の記事の通り、この記事は参考程度として「ご自身の感覚で」捉えてみてくださいね☆
最後に「伝授」というものがどのようにして成り立つのかということについて、私なりの考えを書いておきます。
伝授というものは結論から言うと可能です。
ただしそれは伝授を繰り返す度に薄まっていくものだと思っています。
気功の練習をしていくとよく分かるのですが、
人は無意識にエネルギーの循環をしています。
これはどんな人同士でも、交差点で一度すれ違った人とも無意識で交流が行われています。
お互い知らず知らずの内に、自分の情報を交換しているんですね。
自分の(無意識下の)情報を相手に与え、相手の情報を受け取っているんです。
つまりこれが「伝授」です。
情報の交流は意識していない人同士でも起こりますが、意識するとその効率は最大に高まります。
一方が送る側、もう一方が受け取る側、とお互いに設定することで最大の効率で情報を与えることができるのです。
これが伝授の仕組みです。
ただ、ここでまた大切なことですが、
「与える側が持っている以上の情報は伝えることができない」
のです。
つまり、AさんがBさんに伝授をしようとした時、仮に
Aさんは90
Bさんは0
という数値(エネルギー量)だったとします。
そうした場合にBさんが伝授を受けて変化が期待できるのは0~90まで、ということになります。
最大で90の数値になることが期待できますが、場合によっては40かもしれないし最悪0のまま何も変わらないかもしれない。
(0ということもほぼ考えられませんが)
仮に70の伝授が成功したとして、今度はBさんがCさんに伝授するとします。
今度は、
Bさんは70
Cさんは0
という状態で伝授を行うことになりCさんが期待できる変化は0~70まで、ということになるのです。
100%の伝授が続けば薄まることはないのですが、中々そうはいかないと思いますので結局は伝授を繰り返す度にその効果は薄まっていく、そのようなものと考えています。
だから伝授を受ける時はなるべく大元の方から受けることをオススメします(^_-)-☆