「伝授」を受けた人と受けていない人の違い②
前回の投稿では
「人は誰でも意識を向けた先のエネルギーと繋がることができる」
「繋がりの強さは思い込みによって決まる(制限される)」
というお話をしました。
今日は「2,感じる能力」のお話です。
エネルギーを感じることが出来れば疑うこともなくなり
思い込みが確信に変わります。
ただなかなかそれが難しいのです。
気功は「やるより感じるのが難しい」と言われます。
実際エネルギーを扱うのは簡単なんです。
意図したところのエネルギーと繋がれる、ということは、意図した通りにエネルギーを扱うことは出来るのです。
しかし「否定的な思い込み」がそうさせないのです。
自分でブレーキをかけているからですね。
そのブレーキを解除するためには、
エネルギーを感じて、或いは効果を目の当たりにして確信していくしかありません。
一度感じたくらいでは
「たまたまじゃない?」
「本当かな?」
とまだまだ疑いが残りますので、何度も繰り返し徐々にブレーキを緩めていくのです。
つまりこれが「練習」です。
「思い込み」が強い人は、伝授を受けたといっても結局練習が必要なんです。
何度も練習してそのエネルギーを感じる、効果を目の当たりにする、という経験を繰り返して、徐々に思い込みのブレーキが外れ、使えるようになっていくんですね。
ここで私は伝授の必要性に疑問を感じました。
伝授を受けても結局練習が必要。
人は自分の内に全ての情報を持っていて、いつでも意図した先に繋がることができる。
そして伝授を受けても受けなくても練習が必要なら、伝授を受けなくてもいいのでは?
ということに気づいたのです。
そして「自分で練習し体得した達成感」や「自分本来のオリジナリティ」を大切にしたいという思いが湧いてきた中、タイミングよく出会った「伝授をリセットできるヒーラーさん」にその時までに受けた伝授を全てリセットしてもらいました。
※念のためですが伝授を否定している訳ではなく、前回の投稿でも書いた通り伝授を受けたことで「使えない」という思い込みが除去(正しくは上書き)されるので、それはそれで意味があります。
※伝授を受けたことがきっかけで感覚が開く方もいます。
結局は何度もエネルギーを扱う「練習」が必要、ということなのですが、、、
ここで「感じる」ということについて
メチャメチャ大事なことがあります。
いいですか?
本当にものすごーく大切なのでよーく聞いてくださいね。
それは
「他人の感じたことは関係ない」
「自分の感覚に集中する」
ということです。
周りの意見や雰囲気に惑わされない、ということですね。
これはよく先生と生徒の関係において特に注意が必要です。
例えば気功の先生が、
「ここで熱感の気を送ります。感じますか?」
と言ってきた時に、あなたは熱いものは感じず、ピリピリする感じだったとします。
その時に一番やってはいけないことは
「先生が熱感と言っているのだから、そう感じ取れない私が未熟なんだ」
と思うことです。
違うんです!
先生は熱感として感じているけども、あなたは同じものを「ピリピリ」と感じているだけなんです!
これまた多くの人はここで自分の感覚を否定してしまいます。
先生と生徒の関係なら尚更。
このように先生(他人)の言うことを押し付けられ鵜呑みにしそうになることはよくあることなのですが、それは「お試し」だと思いましょう。
それを越えていけるかどうかを試されているんです。
それを繰り返していくことで「自分の感覚」が磨かれていきます。
薄皮を一枚一枚積み重ねるように。
(次回に続く)